風俗営業許可

風俗営業と聞くと、大抵の方は、
怪しい？ いかがわしい？ 性風俗？
と、思われることでしょう。

風俗営業の許可を受ける営業所というのは、
性風俗営業とは異なり、
キャバレー、バー、スナック、パチンコ店、マージャン店、ゲームセンター等々をいいます。

行政書士にとって

正当な許可を受けようとする経営者様は、
会社設立や遺言のご依頼をくださる方と同様、
大切なお客様です。

昨今、規制緩和の風潮はみられますが、
日本行政の介入は多岐に渡り、
様々な業種に許認可が必要となっています。
　
風俗営業もその一つです。

許可の必要性

許可を受けないと営業はできません。
言い換えれば、もともと許されない内容の事業を、
特別に許可を得て営業させてもらう、
これが営業許可の本来の意味です。

ですから、これから風俗営業を始めようとお考えの方は、
一般的に許されない営業をするのだという、
緊張感と身の潔白とを維持なさってください。

どんな審査があるの？

風俗営業許可は、レストランやカフェより、
審査が厳しく、申請から許可がおりる期間が長くなります。

申請の際のお願い

審査は警察署の担当の方がなさいます。
その担当者様は、風俗営業許可だけが担当ではありません。

痴漢被害に遭い泣いている女の子の方を、
営利目的の風俗営業許可申請者より、
優先して助けたいと思うのは当然です。

また、警察署の風俗営業許可担当の方は、月曜日には、
新台入替のパチンコ店を回らねばなりません。
なので、風俗営業許可の相談や申請は、
月曜日を避けるよう言われています。

許可の説明

それでは、風俗営業許可について、説明していきます。
見出しをクリックすると、詳細ページが開きます。

風俗営業に該当する業種とは？

開業しようとするお店の営業形態が、
風俗営業の許可を必要とするのか、
まずは、その確認から始めましょう。

許可の要件

風俗営業許可の基準は、場所的要件、人的要件、構造的要件の３つを満たしていなくてはなりません。

愛知県警のサイトに、詳細が掲載されています。
風俗営業の要件をお確かめください。

物件の使用承諾書は大丈夫？

貸主が物件を風俗営業に使用することを認める「使用承諾書」にサインすることを確認します。
又貸し禁止などの場合もありますので、賃貸借契約前に不動産屋を通して確認をしたほうがよいでしょう。

前店の許可の返納、廃止届提出の確認

前のお店が風俗営業・深夜営業を行なっていた場合、風俗営業許可の返納または深夜営業の廃止届を提出していることを確認してください。

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